会長あいさつ

この度、令和4年7月に行われました埼玉県小児科医会定例総会にて選定され、会長に就任しました小林敏宏です。
私は、平成24年より前々会長の羽鳥雅之先生、平成28年からは前会長の森泰二郎先生の下で副会長を経験しました。さらには平成24年~令和4年まで埼玉県医師会の理事を務めました関係で行政とも関わる仕事に携わって参りました。

現在小児医療を取り巻く環境は以前に比べ大幅に変貌をきたしております。
また2年前からのコロナ禍、そしてこども家庭庁や成育基本法成立によって今後さらに小児を取り巻く環境が大きく変わる事が予想されます。これまで以上に教育や保健の分野との連携が重要になってくると思われます。

幸い埼玉県では先人の先生方が築いてきた多職種連携のしっかりとした基盤があります。今後はその基礎を生かして更に良好で緊密な協力体制を、そしていまだ連携がとれていない分野や部署では、新たに連携を築き、小児保健の分野などで私たち小児科医が活躍できる場を構築できるよう副会長、理事の先生方と尽力していきたいと思っております。

最後になりますが、日本小児科医会総会フォーラムを令和6年6月8日、9日に埼玉県が主管し、大宮ソニックで開催することが決定し、現在準備中である事をお知らせし、会員の皆様のご協力をお願い申し上げまして、私からのご挨拶と致します。
今後ともよろしくお願いいたします。